春風堂の海部です。 先日参加しました健康セミナーで印象に残った言葉がありました。 「努力しよう、努力しようとすると心は不快になり、楽しもう楽しもうとすると心は心地よくなる。」そうです。 そこで、自律神経の「交感神経」「副交感神経」の関係に当てはめて考えてみると、 交感神経が働いている状態は努力しよう努力しようと自律神経が頑張っている状態、 副交感神経が働いている状態は楽しもう楽しもうと、自律神経がリラックスしている状態、 ではないか?と感じました。 確かに、交感神経が高ぶりすぎていると、筋肉は硬くなり、頭も興奮状態でいい結果につながらず、 交感神経、副交感神経がバランスよく働いていると筋肉はリラックスできて、頭も冷静にパフォーマンスもあがり、いい結果につながるのではないかと思います。 イチロー選手の筋肉トレーニング法は「硬く強靭な筋肉」ではなくて「しなやかな筋肉」を作るトレーニング法みたいですね。 高層ビルなどの建物の構造は地震や災害に備えて、 ガチガチに建てるのではなく遊びを持たせ、わざと揺れるような構造にするみたいです。 今回は「自律神経の乱れ」「感情と身体の関係」「おすすめの食養」を東洋医学でお話したいと思います。 怒りやすい感情、イライラしやすい感情は肝臓の調子が良くない可能性があります。 お酒が好きな人や、睡眠不足の人、周りの人間関係、仕事や家事などの事でストレスを感じている場合などです。 ストレス発散する事やしっかり寝る事、食事ではお酢や柑橘類でさっぱりする事もおすすめです。 笑うことも身体との関係性があります。笑うことはとても素晴らしい事ですが、 よく笑う感情は心臓と関係性があり、不整脈などの症状がでやすい様に思います。 冷静さを保つ心掛けをもち、緑茶や苦い食べ物で喜びの感情を落ち着かせることも大切です。 逆に笑えない、喜べない感情は恐れなどが強すぎたりパニックになったり心が傷ついている状態、 腎臓の調子が良くなく、むくみやすい、疲れやすい、冷え性なども考えられます。 体力が落ちているので栄気を養うこと。 わかめや昆布、海苔などの海藻類や黒豆や小豆などがおススメです。 悲しかったり、なにもヤル気が起きない感情、今からの季節秋も、何だか物悲しくなったりしますよね。 そういった感情は肺や大腸に関係します。 咳がでやすかったり、便秘がちだったりします。 辛い食べ物で新陳代謝をよくし、発汗を促したり、生姜やレンコン、ゴボウなどもおススメです。 ふさぎがち、思い込みやすい、気持ちをためこんでしまう感情は胃等の消化器官と関係します。 胃を労わること、食べ過ぎず、消化にいいもの、とろろ芋やネバネバ系、鶏がらスープ、リンゴや人参などがおススメです。 また「考えても仕方がない、何とかなるさ!」「大丈夫、大丈夫!」など言葉に出して考えすぎない事もいいみたいですよ。 感情と身体の関係、何か当てはまるなと思う場合は食養法、是非実践してみてください。 最後まで読んで頂き、有難うございました。 |