海部 富弘: 掲載日: 2017年12月5日 21:21
春風堂の海部です。
今朝は少し雪が降っていましたね。
寒さがどんどん増していますので、冷え性の方は腹巻などがとてもいいですよ。
私は足もとが冷えない様に靴下を二枚重ねて履きます。
前回、首痛や肩こりのお話をしましたが、肩こり・首痛・首こりでお悩みのあなた。
ストレートネックではありませんか?
ストレートネックでお悩みの方は、
仕事でPC作業やデスクワークが多い、スマホの画面のみすぎ、メールやSNSの使い過ぎ、ゲームのしすぎ、他にも枕の高さがあっていない等の方がいらっしゃいます。
ストレートネックの特徴としては、
本来は緩やかに曲がっている首の骨、頸椎(けいつい)が前方へ真っすぐに伸びた状態で、
首や肩周りの筋肉がパンパンに張ります。
頭痛や目のカスミ、吐き気等を伴うこともあります。
また自律神経が乱れやすくなり、胃腸が悪くなったり、不眠やめまいになる事もあり、早急な対応が必要となります。
ストレートネックの対策おすすめは、
・仕事、PCやスマホ、家事などの生活習慣の見直し。
・程よく休憩をはさんだりストレッチ(首、肩まわりだけでなく、腕回り、腰や背中なども)
・イスに座る時の姿勢の見直し。 ・高い枕の方は低い枕やタオルを2~3重に重ねる。 |
|
海部 富弘: 掲載日: 2017年10月2日 19:37
春風堂の海部です。
先日参加しました健康セミナーで印象に残った言葉がありました。
「努力しよう、努力しようとすると心は不快になり、楽しもう楽しもうとすると心は心地よくなる。」そうです。
そこで、自律神経の「交感神経」「副交感神経」の関係に当てはめて考えてみると、
交感神経が働いている状態は努力しよう努力しようと自律神経が頑張っている状態、 副交感神経が働いている状態は楽しもう楽しもうと、自律神経がリラックスしている状態、
ではないか?と感じました。
確かに、交感神経が高ぶりすぎていると、筋肉は硬くなり、頭も興奮状態でいい結果につながらず、
交感神経、副交感神経がバランスよく働いていると筋肉はリラックスできて、頭も冷静にパフォーマンスもあがり、いい結果につながるのではないかと思います。
イチロー選手の筋肉トレーニング法は「硬く強靭な筋肉」ではなくて「しなやかな筋肉」を作るトレーニング法みたいですね。
高層ビルなどの建物の構造は地震や災害に備えて、
ガチガチに建てるのではなく遊びを持たせ、わざと揺れるような構造にするみたいです。
今回は「自律神経の乱れ」「感情と身体の関係」「おすすめの食養」を東洋医学でお話したいと思います。 |
|
海部 富弘: 掲載日: 2017年5月17日 14:07
春風堂鍼灸院の海部です。
更年期と呼ばれる40代後半、50代になると体力の低下、副交感神経が徐々に働きづらくなる時期であり、
健康管理がとても大切な時期と言えます。
今回は20代、30代での若年性更年期障害も増えている、更年期障害に対し心掛けておきたい事についてお話します。
閉経を迎える年齢、およそ45~55歳を「更年期」と呼びます。
更年期を迎えると、女性の卵巣機能は低下し、今まで分泌されていた女性ホルモンが少なくなります。
その為、ホルモンバランスが乱れたり、自律神経が乱れたりします。
その影響で、体を動かすのに必要な栄養や酸素を運んだり、疲労物質を体から追い出したりする力が低下し、体力を回復するのに時間がかかります。
すると、体のバランスを崩し、体調不良となり「更年期障害」と言われる症状がでます。
睡眠時間は足りているのに、疲れがとれなかったり、昼間も眠かったり、体が重く感じられたり、若いころより、頑張りがきかないこともあります。
家事や育児、仕事など日常生活に支障が出る場合には、適切な管理が必要になります。
更年期の症状は「不定愁訴」と呼ばれ、動悸や息切れ、頭痛、めまい、発汗、不眠など様々な症状がでるので、 |
|
海部 富弘: 掲載日: 2017年3月9日 20:17
春風堂鍼灸院の海部です。
今回は頭痛と薬や自律神経との関係、おすすめの頭痛改善法についてお話したいと思います。
頭痛でお悩みの方の中には頭痛薬を服用している方も多いのではないでしょうか。
「まだ仕事が残っているから仕方なく薬を飲みます。」「生理が近くなると頭痛に悩まされます。」 など頭痛薬に頼りがちになりますが、中には薬の効果が効かなくなってしまう方もいらっしゃるようです。
身体には「耐性」ができて最初は一錠で効いていた薬が二錠飲まないと効かなくなり、更に二錠のんでも効かなくなる事もあります。
薬に頼り続けると、胃腸を荒らしたり、肝臓を傷めたりと「ちりも積もれば」で身体への負担が増して、本来自分自身で体調を管理する自律神経やホルモンバランス等が機能しなくなる事も考えられます。
どうすれば薬に頼らずに頭痛を改善する事が出来るのでしょうか?
頭痛になりにくい体質改善を意識しながら、日々の生活で出来る事は、
①ストレッチ:ストレッチは気軽にできますし、日常生活の中で使わない筋肉を伸ばすことで、使わない筋肉の血流をよくします。
特に肩、首、腕、腰周辺の筋肉を伸ばすことがいいです。
空いた時間や、お休み前など気軽に行ってください。 |
|
海部 富弘: 掲載日: 2017年1月14日 19:55
春風堂鍼灸院の海部です。
2017年を迎え心機一転、誠心誠意、皆様と向き合って参りますので、本年も宜しくお願い致します。
秋や冬は乾燥する季節で「手首足首がかゆい」「風呂上がり身体がかゆい」など肌が乾燥し皮膚症状が多くなってきます。
今回はアトピー性皮膚炎など皮膚疾患の方に春風堂でおススメ、販売しているドクダミ茶、ヨモギ茶についてお話します。
・ドクダミ茶 どくだみは十薬とも呼ばれ、古くから民間の漢方薬として、また解毒のお茶として庶民の方々に飲用されてきました。
また飲用するだけでなく入浴でも使用し、様々な効果があります。
血液循環の改善、消炎作用、保湿効果、デトックス効果、ダイエット効果、毛細血管の強化、動脈硬化を予防、糖尿病予防、
肩こり予防、冷え性予防、蓄膿症予防、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー症状改善・予防・緩和、
生理痛や生理不順の改善、ニキビや吹き出物の改善、疲労回復、便秘解消、むくみ解消、不妊体質の改善、
また、ドクダミ茶はノンカフェインで妊婦さんや授乳中のお母さん、お子さんも安心して飲めるお茶です。
ただし、腎臓の機能が低下しがちな高齢者の方、腎機能疾患の方には不向きです。
腎臓機能に障害がある人は体内に摂り込まれたカリウムが尿として排出されません。 |
|
海部 富弘: 掲載日: 2016年12月26日 16:27
春風堂鍼灸院の海部です。 先日、広島県福山市在中の友人、土屋知紀氏が「腕が痛い!」と福岡市中央区桜坂にある当院を訪れました。
施術を受けてみた感想をレポートとして作成頂いたのが、とてもわかりやすく、とても伝わりやすいので今回ご紹介させていただきます。↓
- 2016年の6月末に事故で左腕を骨折しました。
5週間のギブス生活の後、骨折部位だけでなく、右腕と右肩にも鈍痛が続き、陰鬱な日々を過ごしていました。
そのため、ギブスを外した後は、1週間~10日に一度整体に通い、骨調整の施術を続けていますが右腕・右肩の治療は行っておらず、激痛が半年以上も続いていました。(もちろん整形外科でのレントゲン診断はしていましたが、「異常なし」です。)
ところが周囲の人は「骨折した腕が痛いのならまだ分かるが、なぜ右腕が痛いの?」といぶかしく思われていました。
そんな折、訪ねたのが春風堂鍼灸院です。
以前、一度だけ、春風堂で鍼灸を骨折後の左腕を診てもらったことがあり、その時の「痛みがスーと引く」経験が忘れられず、広島から新幹線で訪れました。
まず、海部先生からの簡単な身体チェックと問診の後、右腕と右肩の治療のために、「左足のすね」のあたりに、鍼を。さらに、背中や、足裏にお灸を。 |
|
海部 富弘: 掲載日: 2016年12月20日 19:29
春風堂鍼灸院の海部です。 今日は暖房もいらないほど暖かい気温で、師走とは思えないですが、温暖化の影響でしょうか。
頭痛でお悩みのあなた。どのような対策をされていますか?
頭痛の原因は人それぞれで、目の疲れ、肩こり、姿勢の悪さ、冷え性、睡眠不足、ストレス、気候の変化などが考えられます。
症状もズキズキと痛んだり、ガーンと激しく痛んだり、ズーンと締め付けられるような痛みがあり、
頭が痛いと集中力に欠け、仕事や家事に手がつかず、つい鎮痛解熱剤を使用してしまいますよね。
ですが、頭痛で悩んでいる人が最初にやらなければいけないのは、「頭痛薬を手放すこと」です。
鎮痛剤の鎮痛成分には痛みを軽減させる作用しかありません。
また市販の鎮痛剤に含まれている、脳の働きを鎮静化させる中枢神経抑制剤や血管の収縮を促す無水カフェインは、効果が切れると痛みがぶりかえさせてしまうのです。
痛みを止める為に飲んだ鎮痛剤によって一時的に痛みを抑えられても、その作用が切れれば、さらなる痛みがおそってくる。
つまり、薬が痛みを呼び、痛むから薬を飲むという悪循環が生まれてしまうのです。
また、鎮痛剤は胃粘膜を刺激するので胃炎や胃潰瘍の原因にもなり得ます。 |
|
海部 富弘: 掲載日: 2016年12月5日 19:35
春風堂鍼灸院の海部です。
先日博多駅を通ったのですが、クリスマスのイルミネーションがキレイですね。 とても楽しい気持ちになります(^^)
当院も受付にアンパンマンのクリスマスバージョンでお迎えいれますので、福岡市中央区桜坂にある春風堂鍼灸院に是非お越しくださいませ(^^)
「冷えは万病のもと」と言われますが、「ストレスも万病のもと」であると言えるのではないでしょうか。
ストレス社会と言われる現代では心因的な要因で自律神経が乱れることもあり、ストレスによる緊張状態が続くと、血管が収縮し、血行が悪くなり、冷えの原因となります。
ストレスの原因には、仕事や家庭、人間関係など様々なものが考えられ、心因性冷え性をそのままにしておくと、冷える事自体がまたストレスになり、冷え性が進行する悪循環になります。
ストレスの原因に対し本質的な対策をとることも大切ですが、先ず出来ることは休むことではないでしょうか。
「休む事」=「睡眠」ではなく、(しっかりとした睡眠時間は大切ですが)ここでは、自分の時間を作る事、部屋でリラックスする事でもいいですし、旅行やドライブに行く事もいいです。
自分の好きな事をしたり、ボーっと何も考えない時間を作ったり、リラックスする事で自律神経も整い、心因性冷え性の改善へとつながります。 |
|